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ピクニック(PDF) ・・・・ ごみの分別のお話

水をきれいにする宝箱(PDF) ・・・・ 浄化槽の働きのお話

いずれも、絵は八代農業高校の松田先生の力作です。
漫画家になることが夢だったとあってさすがです。

1 表紙
2 サイくんを待つアルくん。
G:あれ〜 今日はピクニックの約束をしてるのに、またサイ君、御寝坊してるのかな・・・
3 大きな包みを持って現れるサイくん。
R:ごめん。ごめん。また寝坊しちゃった・・   
G:今日こそは御寝坊しないと思ったのに・・ごめんね待たせちゃって。じゃあ行こうか!
4 G:ところでサイ君。その大きな袋にはなにがはいってるの? 
5 コンビニ弁当や菓子類を広げるサイくん。
R:近くのお店でお弁当を買ってきたんだ。そのお店にはとにかく安い!そして美味しそうなものばかりで、ついつい買ってしまったんだよ。ほら見て、美味しそうなお菓子やジュース。君にも分けて上げようか?
G:え〜そうなんだ。僕はちゃんと早起きしてお弁当をおかあさんと作ったんだよ。 このトマト、八代産だよ。お米も八代産。ほら光ってるだろ?美味しいよ〜 。  
  しかし、サイ君、よく食べるな・・・・そんなにたくさん、お菓子ばかり食べてちゃ病気になるよ。
6 R:あ〜食った。食った! もう食べきれん。
G:そりゃそうだろ。そんなにたくさん食べたら、病気になっちゃうよ。そしてそんなに食べきれないジュースやお菓子、食べれる量を買うようにしないとダメ!そして食べきれないのに全部開けてしまうから。。。食べ残したら「もったいない」よ。
  
7 何でもかんでもゴミとして袋にぶち込むサイくん。
G:おごちそうさまでした。お母さんと一緒に作ったお弁当。おいしかった〜。
R:じゃぁ、そろそろ片づけてあそぼっかな〜 と言いながら、食べたものをレジ袋に全部入れ込む
8 飲み残しのジュースで遊ぶサイくんに、我慢できず叱りつけるアルくん。
R:この安売りのジュース美味しくない。捨てちゃえ!
G:ダメだよ! もったいない。 だから安いからと言ってたくさん買うからだよ。   飲みきれないジュースをばら撒いたら、もったいないし、汚れちゃうよ。
ところで、今袋に入れたものはどうするの?
R:そりゃーきまってる。丸めてそのままゴミ箱にポイだよ。
9 分別の意義をサイくんに教えるアルくんと神妙に聞くサイくん。
G:え〜・・・サイ君のごみ袋の中でごみになるものはそんなに無いはずだよ。君は分別って、知ってるかい?八代市はごみ非常事態宣言が出ているほど、ごみの問題で困っているんだよ。だから、ちゃんと資源として22に分けて資源の日に出さないとダメだよ。

R:その分けるって、なぁに?
G:今までサイ君がすてていたごみだけど、その中で資源として生きかえるものが有るんだよ。ごみとして捨てずに、ちゃんと分けて出したらまた色々な形で生まれ変わるんだよ。
R:生まれ変わる?  何に・・?
G:たとえばこの紙パック、5枚でトイレットペーパーになるし、新聞紙もまた新聞紙に生まれ変わるんだよ。
R:へ〜そうなんだ。ちゃんと分けて出すと又生まれ変わるんだね。
10 生ゴミの袋を持ってもらいながら反省するサイくん。
R:今日は、ごみはちゃんと分ければいいってこと解ってよかったよ。今度からごみにならないように僕もお母さんとお弁当を作ってみようかな・・・
G:そうだよ。今日、僕はお弁当箱に水筒。そして竹のお箸を持ってきたから、ごみになるものは何もなかったよ。これからはお友達にも、ごみと資源の分けることを教えようね。
R:わかった! ぼくもちゃんと分け方を勉強して、お父さんお母さん、おじいちゃん、おばあちゃんたちにも教えよう〜っと!
11  次の日
12 次のピクニック。リュックサックを背負って現れるサイくん。
R:やぁ、アル君。おはよう〜

13 R「今日は自分で重箱にお弁当作ってきたんだよ。それから、これ、僕の水筒!」
G「え〜。でもこれ雑巾がかかってるよ」(アルくんは優しいのでバケツだと断言しない!)
R「違うよう。これはおしぼりだよう」
G「なあんだ、そうかあ」     二匹で笑う!
14 仲良く目的地に向かう2匹
G:今日は球磨川河川敷で野球の応援だ。早くしないと始まっちゃうよ・・・
R:だよね。(その日伺う幼稚園名)チーム。今日こそ、勝って欲しいな・・・


A私たちは、お空から降ってくるお水です。
私たちは「雨」と呼ばれたり、「雪」と呼ばれたり、
 季節や場所などによって、呼ばれる名前が変わります。
B地面にしみ込んだ私たち・お水は、土の中で長い間過ごします。
 そして、仲間が集まるのをじっと待つのです。
C何百年も土の中で過ごした私たち・お水は、
「湧き水」となって改めて、皆さんの前にお目見えします。
D私たちの名前は、今度は「川」へと変わります。
 これから山を越え、谷を渡り、「海」を目指して旅を続けていくのです。
Eところが、旅の終わりが近づいた頃、私たちは一気に汚されてしまいました。
 それは、人間たちがたくさん生活している所を通りかかったときのことです。
 台所の洗い物に使われた後の水や、汚れた服を洗濯した後の水、
 そしてお風呂の水といった、
 人間たちがその暮らしの中で出した汚れに、私たちは染められてしまったのです。
F「汚くて臭いまま、このままみんなで海まで流れてしまったら、
 大切な海までを、汚してしまう。これではとても、海へは行けない」と、
 悲しむ私たちの前に現れたのは、
G大きな吸い込み口でした。
 私たちはあっという間にその中へ飲み込まれてしまいました。
H「痛い痛い!」「みんな、無事か?」「大丈夫だ!」
 「ここはいったいどこなんだろう?」「あっ、あれは、何だ?」
I「ガジ・ガジ」「うわっ、絶望的に大きな、怪物だ!」
J「ガブー」「きゃー、やめてー吸われるー」
 「ガジ・ガジガジ・チュー・チューチュー」
K「あっ、汚れがなくなって、すっきりしちゃった」
 「そいつは良かったガジ」「でも、どうして?」
 「ぼくたち、微生物が、君たち・水の体にくっついていた汚れを食べたんだガジ。
  それで君たちは生まれたときのようにきれいな体になったんだガジ」
 「そうだったのか、微生物くん、ありがとう」
 「ほら、君たちの仲間もみんな、きれいになっているガジよ」
L「ぼくたちが暮らしているここは、『浄化槽』というんだガジ。
  この大きな箱が、いくつものお部屋に別れているんだガジ。
  そしてお部屋ごとに、ポルティセラ、パラメシウム、オペルクラリア、フィロディナ
  といったぼくたち微生物の仲間が、みんなでお水をきれいにしているんだガジ」
 「すごいね。『浄化槽』は、みんなが汚したお水をきれいにする宝箱なんだね。」
 「だけど、何でもきれいにできるわけではないんだガジ。
  油汚れとか、野菜のくずとかは、ぼくらでも対応できないガジ」
M「それじゃあ、『いってらっしゃい』だ、ガジ。気をつけて行くんだガジ〜」
 「ありがとう、さようならー」

N「ああ、すっきりして、気持ちいい」
 「お魚くん、お魚くんたちも、また住めるようになったんだね。よかったー」
 「あっ、海だ!」
Oすっきりしたところで、大海原から私たちはまた、お空へ帰っていきます。
 みなさん、いつかまた「雨」や「雪」の形でお会いしましょう。さようなら。

Pさて、水の坊やたちのお話はこれでおしまいですが、ここで少し皆さんに考えていただ きたいと思います。皆さんの身の回りの水は、キラキラ輝いているでしょうか?それと も汚れきって、泣いているのでしょうか?さあ、どうでしょう?
Q水は私たち人間にとって、そして生き物すべてにとってかけがえのないものです。決し て粗末にあつかってはいけません。
 実は、私たちが暮らしているこの「地球」も、広い宇宙から見れば、「水」に取り巻か れている「一つぶ」の星に過ぎません。みなさんもそのことを忘れないでください。

 これで、私たちの小さな紙芝居も、本当におしまいです。みなさん、聞いてくださって、 ありがとうございました。